アズアレンジ AS ARRANGED 別名:アズアレ |
海上運賃を買い手側に知られたくないときにB/Lの運賃欄にこの表記を入れる。運賃着払い(COLLECT)の場合以外はたいていこの表記になる |
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アプリキャント APPLICANT |
L/Cの発行を依頼する者。一般的には買主である輸入者。 |
アメンドメント AMENDMENT |
B/LやLC等の記載事項を訂正すること。B/Lの訂正にはL/Gが必要になる。 |
アライバルノーティス ARRIVAL NOTICET 別名:アライバル |
輸入貨物を積んだ船が入港した際に船社から来る到着案内。 |
アンカー 別名:アンカー取り |
梱包用語で貨物を腰下に固定する事。通常はボルト止めする。 |
イレボキャブル IRREVOCABLE |
取消不能L/C。いったん発行したら関係者の同意なしには取消しの出来ない信用状。取消可能L/C(REVOCATION L/C)の場合輸入者が無断で信用条件を変更できるので注意を要する。 |
イン・ホールド・カーゴ IN HOLD CARGO |
船倉(甲板の下の貨物スペース)に積む貨物。 |
インボイス INVOICE |
送り状。品名、価格、数量、買主等が記載されている。宅配便で使用する送り状と内容的には変わらない、英語になっただけ。 |
ウェイビル WAYBILL |
運送状。B/Lのように有価証券としての価値がなく単なる送り状でしかない。従ってL/C買取りようには使用できない。海上運送状(SEAWAYBILL)航空運送状(AIRWAYBILL)がある。宅配便の送り状程度の認識でよい。 |
上屋 | 保税蔵置場、輸出入貨物が税関申告のために一時的に保管される倉庫。例えて言えば海外旅行に行くときに出国審査を終えて免税品を買える場所。 |
エアーサス | 輸送中の振動を嫌う精密機械等の輸送に使われるトラックでエアーサスペンションで荷台の衝撃を緩和する。 |
エアーフレート 別名:航空運賃 |
航空運賃。航空運賃はKG単位で計算され、容積から求めた重量とG/Wを比較して大きいほうの重量を採用する。容積から重量を求めるには(L cm × W cm × H cm)÷6000=容積から求めた重量(kg) |
ETD | 船の出港予定時間。 |
S.R.C.C. | 海上保険の特約。ALL RISKでは保証されない暴動、ストライキ等による損害をカバーする。 |
ETA 別名:エタ |
船の入港予定時間。 |
N/W | 貨物自体の重量。輸出申告の時に基準になる重量で、PACKING LISTや申告書には必ず記入しなければならない。 |
FOB | Free On Board。貨物の価格と船積諸費用を含んだ価格。表記例FOB YOKOHAMA \234,567(横浜で本船に積込むまでの価格の意味) |
MLB MINI LAND BRIDGE |
海陸一貫通しB/L。アジア方面から北米東岸に輸送する際に北米西岸まで船で輸送し、ここから鉄道に積替えて大陸を横断させる方法。 |
L/G | 保証状。B/Lのように有価証券を訂正する祭に荷主が船社に対して差し入れる書類で、内容は「訂正に関して後日問題が起きても全て私が責任を取ります…」 |
エンドース ENDORSE 別名:裏書 |
一般的に使われる言葉だが、輸出の場合入手したB/Lの裏面に輸出者がサインすることによって裏書が終了し、それ以後B/Lに流通性が出る。裏書には記名式裏書(FULL ENDORSEMENT)と白地裏(BLANKENDORSEMENT)がある。B/L ORIGINALが複数部発行された場合にはその内の1枚に裏書きされれば残りは無効になる。 |
オーバーハイ OVER HIGH |
OPEN TOP やFLAT RACKコンテナを使用した場合に、コンテナの高さより上に出る部分の高さ。 |
オーバーワイド OVER WIDE |
FLAT RACKコンテナを使用した場合に、コンテナの幅より横に出る部分の幅。 |
オープントップコンテナ OPEN TOP CONTEINER 別名:オープン |
コンテナの前後左右が鉄板、天井がキャンバスでロープ止められているのでロープの長さを調整すればドライコンテナに入らないかさ高貨物も入れられる。 |
乙仲 別名:フォアーダー |
乙種海運仲立業のことだが、乙仲の名称は戦前のことであり現在は正式には存在しない。現在は通関業者と言う意味で使われていることが多い。 |
オンデッキ・カーゴ ON DECK CARGO |
甲板上に積む貨物。甲板上の貨物の場合保険上の制約があるので注意を要する。 |
カット CUT |
船積貨物の受付終了日。コンテナ1本単位で船積の場合は入港の前日、混載貨物の場合は前々日までに指示された場所に搬入しないと船積みをしてもらえない。 |
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側 別名:ガワ |
梱包をした場合、梱包の広い面を“側”、狭い面を“妻”と言う。側にはマークが記入される。 |
共同海損 別名:GA、GENERAL AVERAGE |
例えば、10,000トンの貨物を積載している船が荒天に遭遇し、船の転覆を防ぐために船長の判断で2,000トンの積荷を海上投棄し、その結果船の転覆が免れた場合、犠牲になった2,000トンの貨物の荷主に犠牲にならなかった荷主が払う分担金。損害を受けた荷主にしてみれば「私が犠牲になったからあなたの貨物が助かった、少しは面倒をみてくれ」と言うこと。 |
クリーンオンボード CLEAN ON BOARD 別名:クリーンB/L |
外見上貨物に損傷がない状態で船に積まれた場合に発行されるB/L。もし問題があれば荷主から補償状(Letter of Indemnity(L/I))を取った上でCLEAN B/Lを発行する。通常の場合、船に積込まれる前の段階で損傷が発見され、修復や再梱包がされるのであまりこの件でもめる事はない。L/C取引ではCLEAN B/Lであることが絶対条件となる。 |
クレート梱包 別名:スカシ梱包 |
梱包の外装の一種。梱包品の中身が板と板の隙間から見えるので治安の悪い国に輸出する場合は中身が盗難に合う恐れがある。合板を使用する梱包より安い。 |
燻蒸 | 梱包に使われる木材を熱や薬剤により消毒する事。中国、オーストラリア、ニュージーランドで要求される。 |
ケース梱包 別名:合板梱包 |
梱包の外装の一種。外板としてベニヤ板を使用するのでクレート梱包のように中身が見えることがない。 |
検数 別名:タリー |
輸出入貨物の数量やサイズを計測することで、荷主でも船社でもない第3者が行う。この計測結果がB/Lに記入される貨物の数量に反映される。 |
ゴーダウン GO-DOWN |
在来船に輸出貨物を積む際に岸壁で発生する費用。 |
コーロード CO-LOAD |
小口混載貨物の取扱業者が自社の集めた貨物だけではコンテナが一杯にならない場合に他の業者のコンテナに相積すること。この場合CO-LOAD料金が追加される。 |
腰下 | 梱包の底の部分。 |
コロ引き | 重量物の下に鉄パイプやローラーを入れて引張りだす作業。 |
コンサイニー CONSIGNEE 別名:荷受人 |
貨物の買い手。L/C取引では銀行が担保として設定するので多くの場合TO ORDER又はTO ORDER OF……銀行と言う表現になる。 |
コンテナ船 別名:フルコン |
コンテナのみ積み込む船。 |
サーティフィケートオブオリジン CERTIFICATE OF ORIGIN 別名:原産地証明 |
原産地(MADE IN……)を証明する書類。各地の商工会議所が発行する。 |
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サーベイ | 鑑定、検査、検定を行うこと。貨物事故が起こった場合や貨物の品質について検査を行うこと。財団法人の認可を受けた検査会社が中立の立場で行う。この鑑定や検査を証明する書類をサーベイレポートと言う。 |
在来船 | コンテナに入らない貨物や重量物を積む船。昔の貨物船。 |
サマーピークシーズンチャージ 別名:SPSC |
米国向けに貨物の海上運賃に発生する夏季割増料金。基本的には7/1~10/31まで適用になる。 |
サレンダー SURRANDER 別名:元地回収、ACCOMPLISHED |
B/Lは輸出港で輸出者に渡され、輸出者が輸入者に郵送する、その後輸入者はこのB/Lを船社代理店に持ち込むが、この手間を省くために輸出港において発行されたB/Lをそのまま船社に返却すれば輸入港ではB/Lがなくても貨物が受け取れる、このことをSURRENDERと言い、B/LにSARRENDERのスタンプが押される。日韓航路のように航海日数が短い航路ではB/Lより先に船が着いてしまうのでこの方法をとればB/Lの入手を持つことなく貨物の引取りが可能になる。但しL/C決済の場合は出来ない、またL/C以外で決済する場合には相手の信用度が低いと貨物だけ持っていかれて代金の回収が出来ないことがあるので注意を要する。 |
CIF | C&Fに保険(Insurance)を加えた価格。表記例CIF BANGKOK \245,000(BANGKOK向けでCOSTと海上運賃、海上保険が含まれた価格の意味) |
C&F | 貨物の価格、船積諸費用(Cost)+揚港までの海上運賃(Freight)を含んだ価格。表記例C&F BANGKOK \125,000(BANGKOK向けでCOSTと海上運賃が含まれた価格の意味)。 |
CHC 別名:THC,DDC,ECHC |
THCの別称。小口貨物の場合THCをCHCという傾向にあるが、はっきりとした区別は無い。 |
CAF | 通過調整料。海上運賃はドル建が多いので対ドルレートが変更になるとこれで調整し、海上運賃に加えられる。 |
CFS | 小口貨物の集荷揚。ここに集荷された貨物が行き先ごとにコンテナに詰められる。 |
LCL 別名:CFSカーゴ |
コンテナ1本単位で輸出するには小さすぎる小口貨物。CFSで他の荷主の貨物と混載される。 |
シーエフエスチャージ CFS CHARGE |
小口貨物集荷場で荷捌きにかかる作業料。 |
G/W | 梱包後の総重量。B/LやPACKING LISTに記入される。 |
CY | コンテナの搬入、受け渡し、保管をする場所。 |
FCL 別名:CYカーゴ |
コンテナ1本単位で輸出する貨物。 |
シッパー SHIPPER |
荷主。輸出者。 |
シッピングインストラクション SHIPPING INSTRUCTION 別名:S/I |
船積み指図書。B/L作成の指図書。例えばL/Cで輸出する場合、輸出者はL/Cの内容に合ったB/Lを船社に作ってももらわなければ買取が出来なくなるのでこの書類によってB/L内容を指示する、従ってこの内容を間違えるとD/R,M/R,B/Lの内容が違ってきてしまう。荷主の作る書類の中でも重要度が高い。 |
シッピングマーク SHIPPING MARK 別名:マーク |
貨物につける荷印。このマークは関係する全ての書類に同じものが記載されなければならない。マークに決まりはないが、要は自分の貨物が識別できればよい。 |
シャーシ 別名:台車 |
コンテナを載せる台車。 |
ショアリング 別名:ラッシング、チョッキング セキュアリング、根止め |
個々の意味は違うが、貨物を固定すると言う意味で使われる。 |
ショックウォッチ | センサーの一種。衝撃が加えると色が変化し、輸送途中でこれをチェックすることにより輸送のどの段階で衝撃が加わったかが明確になる。 |
シリカゲル 別名:ゲル |
乾燥剤。菓子袋に入っているものと同じ。 |
L/C 別名:信用状 |
輸入者が取引銀行に依頼して発行してもらう銀行の買取保証書。これがあることにより輸出者は代金の回収が確実に出来る。輸出者は輸入者から直接代金を撤収するのではなく、一度L/C発行銀行で貨物を買い取ってもらい、その銀行から代金を回収する(これをL/Cの買取と言う)が、輸出者はL/Cで指示された通りの内容の書類を作らなければ銀行は買取ってくれない、即ち代金が回収できないことになる。 |
スキット梱包 | 腰下だけの梱包。側、妻、天井がない。 |
ストラドルキャリア STRADDLE CARRIER 別名:キャリア |
コンテナヤードでコンテナを移動するための重機でカニのように横向きで走る。 |
セミコンテナ船 別名:セミコン |
コンテナ船と在来船をたして2で割った船。 |
台切 | シャーシとヘッダーを切り離すこと。 |
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玉掛け | クレーンで荷物を吊る時に貨物に吊ロープを掛けたり、クレーンのフックに掛ける作業。 |
タリフ | 料金表。例:港湾タリフ、運賃タリフ、梱包タリフetc. |
通関 | 外国貨物を国内貨物に、国内貨物を外国貨物に変更するため税関手続き。通関業の免許を持った会社だけが行うことが出来る |
妻 別名:ツマ |
梱包をした場合、梱包の広い面を“側”狭い面を“妻”と言う。 |
D/R 別名:ドックレ |
DはDOCKで倉庫、RはRECEIPTで受領書の意味。船積み前の貨物を倉庫(CY)で一括して受ける時に倉庫から発行される受領書。乙仲と船社との間でやり取りされるので輸出者が見ることはあまりない。 |
THC | コンテナヤードでコンテナを取り扱うための料金 |
D/O | 荷渡し指図書。輸入者がB/Lを船社に持ち込むと代わりに発行される。輸入者はこれを持って港に貨物を引取りに行く。関連語D/O FEE |
ディーオーフィー D/O FEE |
本来はD/Oを発行してもらう手数料だが現在は書類取扱手数料又はB/L発行時の発行手数料の総称として使われていることが多い。 |
DDC 別名:THC,CHC,ECHC |
THCのことを米国ではDDCと言うが、厳密に解釈すると多少違うところはあるもののイコールと考えても問題は無い。 |
低床 | 普通のトラックやトレーラーより荷台の高さが低い車。10t低床トラック、低床トレーラーがある。 |
定着沿岸制 | 貨物を扱う港湾業者を港の区域毎に決めている制度。港湾運送業の免許を持った他の会社がその区域で作業を行おうとしてもやたらには出来ない。古くからの港の習慣。 |
ディテンションチャージ DETENTION CHARGE |
コンテナをCYから引き取って返却する際に返却が遅れると発生する料金。一定期間経過後は倍々で加算される。 |
デバンニング 別名:デバン |
コンテナの中から貨物を取り出す作業。 |
デマレージ DEMURAGE 別名:デマ |
船社が無料で貨物を保管する期間(FREE TIME)を過ぎたときに発生する追加保管料。一定期間を経過すると倍々で保管料が加算されていく。 |
天板 | 梱包の天井部分に使われる板。 |
ドアデリ | 輸出貨物を輸入者の工場や倉庫まで届けること。輸入者の指定倉庫渡し。 |
ドライコンテナ DRY CONTAINER 別名:ドライ |
一般的なコンテナ。鉄製とアルミ製がある。大きさによって20ft/40ftの2種類があり、又40ftには8ft6in/9ft6inの2種類の高さがある。 |
トラッケージ | トラックでの輸送全般を言う |
ドラフト DRAFT 別名:BILL OF EXCHANGE |
為替手形。船積み後この書類とL/Cで要求されている書類をそろえて銀行に提出しL/Cを買取ってもらう。 |
ドレージ 別名:ドレー |
コンテナを引っ張って移動させる事の総称。距離によって料金が決まる。 |
NACCS | Nippon Automated Cargo Clearance Systemの略。税関、船社、保税倉庫、乙仲などをオンラインで結び輸出入の手続きを効率化するシステム。海上貨物用がSEA NACCS、航空貨物用がAIR NACCS。 |
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入出庫 | 倉庫に貨物を出し入れする作業。商業倉庫の収入源。 |
ノーティファイ NOTIFY PARTY |
貨物を積んだ船が入港したときに船社が連絡を取る貨物の受取人。通常は先のARRIVAL NOTICEの連絡先。 |
バースターム BERTH TERM 別名;B.T、BT to BT |
在来船の荷役形態の1種で、積港/揚港での荷役を船社が手配する方式。従ってこの場合の海上運賃は、港までの海上運送費と積港/揚港での荷役料が含まれたものとなる。通常の船はこの形態で運行されている。 |
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H/C 別名ハイキューブ、クンロク |
高さが9ft6inchの40ftコンテナ。 |
ハウスビーエル HOUSE B/L |
NVOCC業者の発行するB/L。船社B/L(MASTER B/L)は港~港までしか発行されないが、HOUSE B/Lは港~現地指定場所まで発行できる。 |
艀 別名:はしけ、バージ |
エンジンを持たずに、貨物だけを積む船倉のある船。貨物が大きく陸上輸送では岸壁まで運べないときや、大量貨物を1回で本船に運ぶときに艀に積んで海上輸送する。 |
艀揚げ | 艀から貨物を降ろす作業。 |
艀落とし | 艀に貨物を積む作業。 |
パッキングリスト PACKING LIST 別名:パッキング、P/L |
梱包明細。重量、サイズ、梱包の内容品の明細が書かれる。 |
はり | 天板を支える角材。 |
搬出 | 貨物を指定場所から引き取ること。 |
搬入 | 貨物を指定場所まで運ぶこと。 |
バンニング | 貨物をコンテナに積込む作業。 |
BAF 別名:FAF |
燃油割増料。燃料価格が高騰すると海上運賃にプラスされる。 |
ビーエルフィー B/L FEE |
B/Lの発行手数料。航路によって発生する。 |
ブッキング | 船のスペースやコンテナを予約する事。ブッキングを船社が受けるとブッキング番号を教えてくれる。 |
B/L 別名:船荷証券 |
船会社が作成して船積終了後に輸出者に対して発行する証券。船会社の受領書であり、有価証券の性質を持っているのでこれを流通させることができる。通常ORIGINALとして3部(1ST,2ND,3RD)発行されるが3部の間には優劣は無い。 |
フラットラックコンテナ FLAT RACK CONTAINER |
ドライコンテナの天井と左右の鉄板がないコンテナ。ドライコンテナに入らない幅広、かさ高貨物の輸送に使用する。 |
フリーイン・フリーアウト FREE IN/FREE OUT 別名F.I F.O , FIO |
通常はBERTH TERM契約により積港、揚港での荷役は船社が手配するが、プラント輸出のように一荷主が大量の貨物を積む場合には、荷主の手配で荷役を行うことができる。積込みのみを荷主手配とする場合をF,I、揚荷のみを手配する場合をF.O、両方手配する場合をFIOと言う。 |
フリータイム FREE TIME 別名:フリー |
揚港において、CFSやCYにその貨物やコンテナを無料で置ける期間。5日~10日間。この期間を過ぎても貨物を引き取らない場合には追加保管料としてDEMURAGEが発生する。 |
フリーハウス FREE HOUSE |
輸出者が輸入者の指定場所までの運送経費を全て負担すること、航空貨物で多く使われる。 |
フレート FREIGHT |
海上運賃。中身を分解すると海上輸送費+荷役料=海上運賃となる。 |
フレートコレクト FREIGHT COLLECT |
海上運賃輸入者支払い。宅配便の着払いと同じ。 |
NVOCC 別名:フレートフォワーダー |
Non Vessel Operation Common Carrierの略。本来B/Lが発行できるのは船を運航している船社に限られるがNVOCC業者は船を持たずにB/Lを発行できる。このような業者の発行するB/LをHOUSE B/Lと言う。利用運送業者として国土交通省の認可を受けている。 |
フレートプリペイド FREIGHT PREPAID) |
海上運賃輸出者支払い。宅配便の元払いと同じ。 |
フローティングクレーン 別名:フローティング |
大型クレーンを付けた船。重量物を本船や艀に積む場合に使用する。 |
ヘッド | シャーシを引張るためのトラック。 |
ベネフィッシャリー BENEFICIARY |
輸出者のこと。L/C上でよく使われる表現。 |
ベネフィッシャリーサーティフィケート BENEFICIARY CERTFICATE |
輸出者が作る証明書。輸出者の証明が必要なときにL/Cで要求される。例えば船積み後必要書類を輸入者に送付したことを証明する書類などは要求されることが多い。 |
ボイドスペース VOID SPACE |
OVER HIGHやOVER WIDEによって使用できなくなったコンテナの区画。 |
防湿梱包 別名:バリヤ、真空梱包 |
梱包の内装の方法の一つで、アルミ箱を袋状にしてその中に貨物を入れ、中の空気を吸引し、最後に袋の口を熱で圧着して袋の中を真空状態にする梱包方法。完全に真空にはならないが錆の発生はかなり防止できる。精密機械向けの梱包方法。 |
防水梱包 | 梱包の内装の方法の一つで、貨物のビニールシートで包むだけの梱包。防湿梱包のように中が真空状態にはならないので錆の発生はあり得るが防水効果はある。 |
マスタービーエル MASTER B/L |
船社が発行するB/L。HOUSE B/Lが発行されるときに区別するためにMASTERと付けているが、HOUSE B/Lが発行されないときは通常のB/Lと同じもの。 |
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M/R 別名:メイトレシート |
メイトは航海士、レシートは受領書の意味。船に貨物が積み込まれたときに船から発行される貨物の受領書。船積みした貨物に破損があるとこれに書き込まれ、B/Lにもこの書き込みが反映される。乙仲と船社との間でやり取りされるので輸出者が直接かかわることはあまりない。 |
YAS 別名:ヤス |
通貨調整料。東南アジア航路で海上運賃が日本円換算の場合に対ドルレートが変更になるとこれで調整し、海上運賃に加えられる。 |
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輸出入者コード | 輸出入を頻繁に行う会社に割当てられる5桁の番号(またはアルファベット)。輸出入の申告の際にこの番号を申告書に記入する。番号を持っていない会社は99999の番号となる。申請すれば取得できる。 |
横持ち | 貨物をA地点からB地点に運ぶ事。 |
リンギ 別名:コロ、マンボウ |
貨物をトラック等に積むときに直接荷台に載せないでフォークリフトで取りやすいように下に角材を引くことがある。「リンギをかませる」「マンボウを敷く」などと言う。 |
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レベル出し | 機械を裾え付けたときにその機械が水平になるように薄い鉄板を入れて高さを調整すること。 |